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「サルヤマっ!」 ~ツボど真ん中のツンデレ降臨
2010/04/24/ (土) | edit |
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 「サルヤマっ!」全8巻(作:彬聖子) 2004年~小学館・デラックスBetsucomi



ラブコメです。
最初にはっきり言います。 いやもとい、宣言しちゃいます! 俺はこの「サルヤマっ!」 というラブコメが大好きです!

前回、キャラに魅力のある漫画は面白いって言いました。
この「サルヤマっ!」の中には、理想のヒロインが登場してくるのです! それは世の男どもが「ありがとう」 って呟き、感涙にむせぶような女の子なのです。
彼女の名は、相沢春奈(あいざわはるな)といいます。
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掲載が少女雑誌なんだから、彬聖子さんが男性の理想を描いたわけじゃない。
でも、結果的ツボなんだよね。

なにしろこのヒロインは、ラブコメ王道であるイケメンなんかには目もくれません!。(この段階で既に女神!)
彼女がする男は、チビで見た目コザルな男の子なのです。
彼の名は山下優(やましたまさる)。 みんなから「まちゃる」愛称で呼ばれ、可愛がられています。
明るく活発で、小学生のように素直な顔で笑います。 それでつい春奈も、彼のことをまちゃると呼んじゃいます。

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一方の相沢春奈は、容姿端麗、成績優秀、そしてクール美少女です。
流石ラブコメ! これだよねこれっ! こういう設定をこそ、世の男性は待っているハズ!(少女漫画だけどな)
そしてこの相沢春奈ツンデレぶりがもうっ! まちゃる以外には徹底してクールなだけに、その可愛さが男どもの心臓ブッスリ!です!
ありがとう相沢春奈。 見た目モテキャラじゃないまちゃるに、してくれてありがとう!
どれだけ多くの男のが救われたか、君は知らない。

このヒロイン春奈が、まちゃる達の高校へ転校してきます。 それは代議士だった父親の、汚職逮捕に絡んでの転校でした。
名門高校を追われるように移ってきた彼女は、周りに何も期待しない冷たい態度の女の子です。
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春奈まちゃるへの第一印象は、コザルです。 猿山小猿
まちゃるは持ち前の明るい真っ直ぐな態度と笑顔で、春奈の中にどんどん踏み込んできます。
天然まちゃるの存在自体が、いつか春奈の冷たくなったを溶かしていきます。

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実際のところ、春奈第1話目でもう、まちゃるを掴まれます。
2話目では完全に、まちゃるに対する気持ちが自覚されます。
この作品は始まりの話から、二人の気持ちが繋がります。

「サルヤマっ!」は最初が読みきり掲載だったので、始めの進展が早いんでしょうね。 彬聖子さんはきっと何回かの読みきりで、二人のことを描き尽くすつもりだったんじゃないのかな。
それが連載化されて、ストーリーが膨らみを持ったんだと思う。

気持ちが通じあうまでの展開は、あっと言う間です。 そしてそこから、じりじりの進展が始まります。

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美少女コザルカップルですよ。 一見した誰もが、その線はあり得ないと考えます。
まちゃるが家で彼女だと紹介した時、母親「こんなキレイな子相手にしょーもないことを」 って冗談扱いで信じません。
父親春奈を一目見て、「でかした!」 と涙ぐみながら息子の肩をつかみます。
中学生のは、「ほんとに美人だー うわー うわー!」 とひたすら驚きまくります。
そしてそんな家族の雰囲気すら春奈には、「これがまちゃるん家かぁ」 と、胸の温かくなる思いがするのです。

もしも彼女が心変わりしたら、言い寄る男は星の数でしょう。 だけどこの春奈、本当にまちゃる一筋なのです。
序盤ではまだ、春奈自身がまちゃるとつきあっているという事実を、冷静に見つめて考え込むシーンがあります。
「なぜまちゃる?」 と自分につっこみ、不思議がる春奈
まちゃるを見つめる時の恋する乙女な表情とのギャップが激しく、そこがもぉすごく可愛い
個人的にはこの状態を、もっと引っ張ってほしかった!

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見た目も行動も子供じみたまちゃるだけど、時折心にズキリとくる言葉を投げかけます。
そういう時のまちゃるは、凄い大人雰囲気がある。
この2面性が、まちゃる魅力のひとつです。 そして天然な明るさ。

ただ生粋の王道少女漫画ファンには、まちゃるの親友の城戸淳行(きどあつゆき)の方がツボなんだろなって思う。
城戸こと「あっちゃん」イケメンだし態度も軽いけど、の優しさが見えるキャラです。
春奈本気で惚れてしまう彼だけど、そこまでドロドロにならないのは、結局のところあっちゃん人柄のおかげです。

春奈は家庭に親の問題を持っているから、それが絡んだ話もある。 でも基本的に明るい学園ラブコメの路線は揺ぎません。
春奈いわく「いつもうるさい」 学校の仲間達が、大騒ぎしてる漫画です。

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そして何と言っても、春奈ツンデレぶりが堪らない。 気持ちと裏腹な態度もいい。
まだ自分の中の気持ちを見つめられずにいる時は、そっけない態度もとっています。 その後でまちゃる視線を合わせた時には、があふれて止まらない。 そんな自分に戸惑います。
彼女の中にはそれ程の、大きな気持ちが既にあります。

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まちゃるの前でだけは、素直な表情を見せる春奈
名門校時代は、周りにとって憧れの存在だった彼女。 周囲が彼女に抱いていたイメージは、颯爽としたかっこいい女性です。
まちゃるにだけ見せる拗ねた顔とか、きっと今まで誰にも見せたことのない姿でしょう。

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を染めて可愛くなった表情とか、そんな目を細めるシーンが増えていきます。
それから行動も、積極的になっていく。 相手が天然まちゃるとはいえ・・・ そこはやっぱり羨ましいぞ! まちゃる!

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とにかく明るく楽しく、軽いノリのラブコメです。 ストーリーも難しく考える必要はありません。
この二人の高校生活に、素直に拍手を送りたくなる作品です。


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2013/04/27(Sat) 19:27 |   |  #[ edit]
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