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「低俗霊狩り」 ~ そこにあるのは愛あるエロスか
2010/04/27/ (火) | edit |
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 「低俗霊狩り」 全3巻(奥瀬早紀) 1986年~白泉社・月刊コミコミ



あまり好んで読まない漫画のジャンルに、いわゆる「心霊もの」があります。
別に妖怪魔物の出る話が嫌いってわけじゃない。 そういう設定でも面白いと思う漫画はいっぱいある。 だけど、あからさまに狙いが「怖がらせる」意図の話っていうのが苦手です。
好んで読まない理由は、夢に出てくるからw
子供の頃の記憶で、今も鮮明に残っているものがあります。 それは7~8歳頃に何日も同じ夢を見続けたというもの。
とても恐ろしいモノ(魔物とか霊のようなもの)に追われて、捕まりそうになるところで飛び起きるような朝が、幾日も続いた記憶です。 きっかけは多分、怖い話を聞いたかTVで見たかなんだと思う。
小さな頃の記憶だから、それは2~3日だけのことだったかもしれない。 その夢が嫌だった気持が大きすぎて、何日も続いたように感じているだけかもしれない。
それでも当時の記憶の中に、それがはっきりと刻み込まれてます。
とにかく、怖い内容の心霊ものはやっぱり苦手です。

奥瀬早紀さんの「低俗霊狩り」を手にしたのは、まずタイトルが「低俗霊」ってとこ。 低俗って言う響きが、なんだか微妙に軽そうなイメージだったから。
それに、奥瀬早紀さんの画はスッキリしてて、ドロドロネチャネチャ感がなかったからです。

しかしてその内容ですが・・・ オッケ! これならオッケ! って言うか、この漫画の狙いって怖がらせることじゃなくて笑わせることみたいな。 登場するキャラクターとか、真剣な顔の方が少ないんじゃないかと。

コミック第1巻の扉ページのとこで、目次の次にタイトルページ入るんだけど、著者名のトコには驚異の新人奥瀬早紀デビューってあります。 そして、けっこう怖そうなイメージイラストが入ってます。
大きく「低俗霊狩り」のタイトル文字。 そしてその下に短いコメントが続く。

「幻妖の気満る漆黒の校舎・・・異形の影は囁いた。」

ぉ? お? もしかしてコレは怖い話なのか?

「オ・・・オ前ノすかあとヲ メクッテヤル・・・!!」

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・・・・・・ 奥瀬早紀やるな・・・。

これが素直な感想でした。 1話目の話がいきなり、「すかあとヲメクッテヤル」ですか!
それぁ楽しみ、もといびっくりだぜ! ある意味怖いぜ! ドキドキものだぜっ!

デビュー作みたいなので、ある程度は差し引いて読んでやろう。 そういう優しい心持で読みました。 実際読んでみると あれ? 思ったより楽しい漫画だこれ。 読める読めるw って全3巻を一気に読破です。
絵はうまくないです。 でも流石に第3巻の終盤くると、慣れた感じがありますね。

短編形式の話で、品のない低俗な霊が毎回登場します。 基本的にコメディタッチですが、でも第2巻からは話の内容に深みも増してきます。

teikyurei-p01.jpg

主人公の流香魔魅(りゅうかまみ)さんは、低級霊ハンターです。 ですが一般的な認識は、低俗霊ハンター
つまり性格が低俗(早い話がエロぎみ)な霊が、低俗霊。 力的にはレベルの高い霊もいたりします。

流香魔魅さんは長身細身、霊に可哀想と思われるほど胸の平らな女の人。 アルバイトで、エロビデオの解説書いてたりします。 レズの素養もあるようです。
この人物設定だけでもう、まともな(?)心霊ものじゃないことが明白ですね。

だけど、霊媒おこなうシーンとか、それなりに迫力あったりします。 魔魅さんの真面目な顔も、見れちゃいます。

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基本は軽いけど、後ろの話になるほど感傷的な筋もはいってて、特に終盤は読ませます。
霊媒ものも読みたいけど怖いの苦手って人には、どうでしょうこれ。


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