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「Dr.コトー診療所」 ~人の温かさを思い出そう
2010/04/28/ (水) | edit |
drKoto-t01.jpg
 「Dr.コトー診療所」(山田貴敏) 2000年~小学館・週刊ヤングサンデー連載中



気分がうつな時、人は優しさを求めるものです。 人情とか、温かい気持ちに触れたくなる。
実は俺も今日はテンション低め。 こういう時に読みたくなる漫画が、例えばこれ「Dr.コトー診療所」
この「Dr.コトー診療所」は、「古志木島」という海で隔たれた無医村へやってきた、五島健助(ごとう けんすけ)という医師の話です。
この漫画は、時の経過とともに起こる様々な出来事を通して、訴えてくるものがあります。
それは例えば人が人としてある尊厳、様々な形の優しさや絆、譲れない価値観、それから人は変われるということ。

メッセージ性の高い漫画ですが、全編を通して爽やかな風が吹き抜けます。 まるで舞台となるこの古志木島潮風のように、気持ちのいい風です。

医療漫画人生が絡むので、それを掘り下げていけばいくらでも重い話になります。
胸に響くものは大きいけれど、この「Dr.コトー診療所」が必要以上に暗くならないのは、まず五島健助キャラクターでしょう。
普段の五島健助は、とにかくだらしない。 主食はカップ麺、というか大のカップ麺好きです。
看護士の星野彩佳(ほしの あやか)に散々怒鳴られ取り上げられるけど、いつもどこかに隠し持って食べてます。

drKoto-p02.jpg

乗り物に弱く、体力もありません。 星野彩佳が掃除洗濯をやってなければ、汚れ物とゴミの中に埋まっていることは確実です。
とにかく自分のことにはズボラな医師です。 開いてるのか判らない細い目で、威厳もありません。

だけどこの五島健助の、医師としての腕はもの凄い
なにしろ大学附属病院に勤務していた数年前は、天才肌の外科医でした。
ある事情があって、彼は大学病院を追われます。 そしてある日、古志木島へとやってくる。
硬い主人公だと、この話はどこまでも暗くなりそうです。 五島健助がこんな男でよかった。

それから、情に深い古志木島の人達が、気持ちよさを増してくれます。

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あと大事なのが、ナレーション語りの主たる看護士星野彩佳
彼女はとにかく気が強い。 思ったことをそのまま口にします。 だらしない時の五島健助を叱りまくる。
けど、根はとても優しい人です。 そして五島健助を知るほどに、彼を好きになっていく。
途中二人の接近するシーンもあったけど、今はほとんど進展ないですね。 いろいろ難問がつづいて、恋愛どころじゃない二人です。

drKoto-p01.jpg

五島健助自身も、星野彩佳も、島の主要な人達も、色々な悩み問題を抱いています。 彼に治療を受けるために島を訪れる人達にも、色々な心の傷がある。
医療を通じて、そういった人達のドラマが、細やかに描かれていきます。

山田貴敏さんのも、個人的には好きです。
イメージが、この漫画にとてもあってます。 穏やかに人の暖かさを感じる、雰囲気のある画です。

気分が落ちてる時や、心に余裕のない時とか、この「Dr.コトー診療所」古志木島の風に触れてみると、少しだけ優しくなれるかもしれません。


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