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「海猿」 ~だから君もあきらめないで
2010/05/18/ (火) | edit |
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 「海猿」全12巻(佐藤秀峰) 1998年~小学館・週刊ヤングサンデー



これは、一人の命がとても重たい漫画です。
海上保安庁の巡視船「ながれ」に乗務する仙崎大輔(せんざきだいすけ)を通して、海難事故諸問題に対するドラマが描かれます。
人を救うレスキューや安全を守る活躍というよりも、実際はその事態に遭遇した全ての人々の、心の葛藤を描き出したドラマです。
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海難事故を含めた劇中の話には、見事なまでの現実感があり、まるで実際にその場でニュース報道を目にしていると錯覚を起こしそうです。
こぶしを握り締め、固唾を飲んで見守る、そんな切迫した現場の描写に目が離せなくなります。

無事を信じる信念や、足がすくむ臆病さ怖さ、助かってほしいとの願いや、絶望の時間と向き合う苛立ちといった、人々の様々な感情が渦巻きます。
荒れ狂うの描写ともどもに、圧倒的迫力でせまります。

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彼らはスーパーマンではありません。 手足が震え、を流し、それでも前を見据えて目の前の現実に立ち向かう人々。
特別ではない彼らは見出せる可能性をあきらめず、必死に掴み取ろうとする。 彼らは何度も教えてくれる。
絶対にあきらめちゃいけない! 可能性を信じないといけない! 結果がどうあろうと、その信念を捨ててはいけない!

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人は現実生活の中で、多くの問題にぶつかります。 問題の大小はどうあれ、人は自分と戦うものです。
最後まであきらめない勇気。 その気持ちを思い出させてくれる作品。

映画も観たけど、やっぱり原作のコミックが一番です。


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