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「なんて素敵にジャパネスク」 ~おととい来やがれッ!って言っちゃうお姫様
2010/05/22/ (土) | edit |
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「なんて素敵にジャパネスク」(作画:山内直実 原作:氷室冴子) 1988年~白泉社・花とゆめ



昔の話。 女の子の読む少女小説ってのに興味があって、何刷か読んだことがあります。
氷室冴子さんの「なんて素敵にジャパネスク」は、そんな貴重な一冊。

楽しい話だったので、漫画も面白いだろうって思った。 山内直実さんの明るい絵は、この話によく合っています。
平安時代の格式ばった宮廷貴族社会。 そこにあって独身主義を通す内大臣家瑠璃(るり)姫が主人公。
13歳くらいで結婚してた時代なので、16歳瑠璃婚期を過ぎつつの部類に入っちゃうみたいです。
17歳はもうギリギリの線。 そして間もなく彼女は17歳

この瑠璃が、「おてんば」という表現ではとても追いつかない規格外お姫様なのです。 色々なドタバタ事件を起こしたり、陰謀に巻き込まれたり(って言うか自分から首を突っ込んだり)するラブコメディー

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気品優雅さを重んじる平安時代に、間違って生まれちゃったみたいな現代風性格の跳ねっかえり
明るいというかガサツというか、いい意味で活発お姫様。 美人ではないみたいだけど、愛嬌がある。
時々暴走する。 家を抜け出すのが得意技
そして宮廷は、「変わり者」「ぶっとんだ姫」「物の怪憑きの姫」等々。

だけどそんな瑠璃に対して、想いを寄せる幼馴染がいます。 それが彼女より1歳年下高彬(たかあきら)。
瑠璃に振り回される高彬には、心から同情します。

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瑠璃の性格と時代とのズレが珍妙で、それだけで楽しい話です。
このお姫様が絡むやりとりは、とても宮廷貴族の会話とは思えません。
娘の「いかず後家」を心配する父親が、これまた楽しい人。 高彬が他の姫君に奪われそうになった時の会話は、本当に笑わせてくれます。

「高彬殿と一夜を共にしろ」 と言い出す父上殿。
父上殿の言葉正直なことと言ったら・・・。
瑠璃に向かって「性格や容色に問題がある以上」 だの「みすみす逃げられても」 だの果ては「先にやってしまった方が勝ちだ!」 とまで言いきります。
楽しい人だ。

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以外に瑠璃が、可愛く見える一面もあります。 彼女も世間並みに、恋文を交わす結婚甘酸っぱさを夢見る気持ちを持っています。
結局そのしわ寄せがぜんぶ、高彬に行っちゃうんだけどね。 頑張れ高彬!
高彬が頑張ったので、「なんて素敵にジャパネスク」は更に「なんて素敵にジャパネスク 人妻編」へと続くわけですw

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時代ギャップに楽しさを感じるってことでは、読み始めがより新鮮ですね。 そしてより一層、平安ラブコメ醍醐味を味わえます。



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