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「グイン・サーガ 七人の魔道師」 ~栗本薫さん夢をありがとう
2010/05/30/ (日) | edit |
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「グイン・サーガ 七人の魔道師」(作画:柳澤一明 原作:栗本薫) 2000年~メディアファクトリー・コミックフラッパー



小説家栗本薫さんが亡くなったのは、5月26日でした。 1年前です。 病名はすい臓がん。
刊行を続けられていたファンタジー小説「グイン・サーガ」の巻末で、栗本さんは折に触れ自身の病気のことを語られていました。
病気と闘いながらの執筆であることを、すべての読者理解していました。
一作家の単独小説として記録的な巻数を誇る「グイン・サーガ」
刊行された文庫だけで本編130冊、外伝22冊という壮大物語です。
そして現在、正伝第130巻をもって、この「グイン・サーガ」は止まりました。

栗本薫さんの病状悪化を追うにつれ、それは覚悟していた事でした。 だけど訪れてしまったその時未完現実は、とてもショックなものです。
我々に想像のつかない苦痛の中にあって、最後最後まで物語を綴りつづけてくれた栗本薫さんに、どんな言葉を返せるでしょう。
口をつくのは感謝言葉です。

「壮大な夢語りを ありがとうございました。 とてもとても永い間 ありがとうございました。」

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栗本薫さんの手によるファンタジー世界「グイン・サーガ」は、永い眠りに入りました。 いつか現れるかも知れない新たな書き手を待って、眠り続けます。
多くのファンが、今はその眠りを静かに享受しています。
この物語を語り継ぐ人の登場という、そんな奇跡を願いながら。

「グイン・サーガ」の作品名は知らなくても、「豹頭の戦士」というフレーズに記憶が揺れる人はいるかもしれない。
昨年はNHKアニメーション放映が行われました。 アニメ版は小説で言うと第16巻までの内容です。
多少アレンジもされています。

そして柳澤一明さんの作画による漫画「グイン・サーガ 七人の魔道師」は、小説「グイン・サーガ」外伝第1巻の話になります。
栗本さんはこの外伝第1巻を、本編初期の頃に同時執筆されていました。

まだ「グイン・サーガ」序章とも言える頃、本編で第2巻の時に、この「七人の魔道師」を綴られています。 今から思えば第125巻の頃の裏話を、序盤で既に語られていたわけです。
これを取っても「グイン・サーガ 」の、とてつもない構想力を実感できます。

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柳澤一明さんに漫画化された「グイン・サーガ 七人の魔道師」は、大国ケイロニアとなっている豹頭グインが、自国を襲う謎の災いに立ち向かう話です。 
魔道師や様々な怪異が現出します。
そのような暗黒の魔道師達に対する、豹頭王グイン冒険譚

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記憶を持たない、豹頭の謎の男として登場するグイン
小説本編では若き傭兵イシュトヴァーンとともに、パロ王室の忘れ形見リンダレムスの14歳の双子を守って、逃避行を続けている頃でした。

「グインサーガ」外伝プロローグなどで早くから、グインが将来ケイロニア王になる事実とか、イシュトバーンゴーラ王だとか、そんな遠い未来がはっきりと語られます。
栗本さんの中では最初から100巻想定の物語構想されていたんだから、凄いですね。

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漫画版「グイン・サーガ 七人の魔道師」に興味を持ったら、小説の「グイン・サーガ」を手にとってみたらどうでしょう。
さすがに今から第130巻まで読めとは言いません。
アニメ放映された第16巻あたりは、序盤のひとつのくぎりです。
そこまででも充分楽しめます。



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