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「サトラレ」 ~その辛さを感じ取れるなら
2010/06/04/ (金) | edit |
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「サトラレ」全8巻(作:佐藤マコト) 1999年~講談社・新マグナム増刊



その状況を自分に当てはめて想像してみる。
それはもの凄く怖い事態だ!

感じること、意識すること、頭で考えること、それらの全てが周りに筒抜けだとしたら?
楽しいことやなことや、好きな相手のことを考えて抱く妄想や、彼女の視線を誘われたことも、誰かを憎んだりする気持ちも・・・。
喜び不安も、悲しいことも恥ずかしいことも、苛立ち後悔も、何もかもが漏れまくっていたら?
頭に浮かぶ全てを大声で叫びまくるみたいに、数百メートルもの周囲に流しまくっていたら?

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独りで部屋に閉じこもってもそれは防ぎようがなくて、何も考えず意識もしないでいることなんて出来る筈がなくて・・・。
それでも生きていけるだろうか? 自分がそのような存在だと理解した時、そのまま生き続けることができるのだろうか?
それを受け入れて生きるためには、どれ程の勇気タフな心がいるのだろう・・・。

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それが「サトラレ」です。
外へ向けて勝手に流れ出る思念波。 サトラレ意識の全てを周囲へ漏らしまくる、そんな特別な人々です。
そして例外なく飛びぬけたIQを持つ天才

サトラレは、国家として貴重知的財産です。 彼らを守るために「サトラレ対策委員会」が、サトラレ達には判らないように徹底した情報管理の下で保護監視をしています。
それでも中には自分がサトラレであることを知ってしまう人がいる。 その上で自らの生き方を考える人がいる。 その苦痛精神がおかしくなる者。 を選ぶ者。

そんな特別サトラレ達と、彼らと接する人々の物語

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他人の目で眺めるこの物語は、笑いすら覚える設定だと思えます。
だけど当事者の視点に立って考えると、サトラレとは何という辛い存在なのかと目の前が暗くなります。
絶望という高いに囲まれて閉じ込められているような、どこにも出口の見つからない重たい気持になります。

サトラレであるものはどう生きるのか。 どう生きることができるのか。 人々はどう接したらいいのか。 何をしたらいいのか。
考えさせることの多い漫画です。

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あなたの周りの人達は、聞こえないフリをしているだけかもしれない。 実はあなた自身が「サトラレ」なのかもしれない。
そんな想像をしたら、怖くなりますよね。



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Comment
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おーサトラレだ!
サトラレ大好きです。
自分がそうだったら・・・って簡単に置き換えられるからすぐ入り込めちゃう。

サトラレが本当に存在したら、作中にあるみたいに自分がサトラレじゃないかと疑いだしてほんと病みそうです。
2010/06/04(Fri) 23:25 | URL  | ドンゴロウ #ehuBx04E[ edit]
おっつかれですー^^;
小旅行からやっと家に帰り着きました、もうぐったりです><;
コメありです。 ドンゴロウさんの記事も好きな漫画多いんですよね。
好きな記事のときはこっちもときどき足跡残させてもらいますねー。
2010/06/06(Sun) 21:44 | URL  | コトモナ #-[ edit]
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