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「・・・の女」 ~男と女のシュールな関係
2010/07/01/ (木) | edit |
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「・・・の女」(作:藤村真理) 2003年~集英社・デラックスマーガレット



別冊マーガレットで短編掲載の「 学級×ヒエラルキー」が、藤村真理さんの漫画で目にした初作品でした。
「 学級×ヒエラルキー」小学校が舞台の話。 小学生のクラスメート達の、その年代の持つ感受性がうまく描かれてる話です。
この作家いいなーって感想持ってて、それから他のコミックも見かけたら読むようになった。
「・・・の女」は、表題の「・・・」4つのパターンをあてはめて、4つ物語が収められています。
タイトルは作順で「0の女」(ぜろのおんな)、「Sの女」(えすのおんな)、「噂の女」(うわさのおんな)、「-の女」(マイナスのおんな)。

「・・・の女」ってシリーズだけど、どっちかと言うと相手の男達の方がキャラ的に濃い。 嫌だろこんな男は! って思うような色々とのある男達が登場します。
そして各話のヒロイン達が、やはり際立って「・・・の女」なわけです。
微妙に普通とは言えない男と女の関係が、最後はうまくはまっていく印象。

短編なので大きな広がりは作れないし展開が急ぎ足だけど、限られたページの中で盛り上がりを見せてくれます。
何より藤村さんの描くキャラ濃いので、4話くらいは新鮮なままに読みきってしまう。

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第1話目が「0の女」
自称「男運ゼロの女」加納玲奈(かのうれな)に、告白する相手がサク君。

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このサク君が普通じゃない。 「友達からなら」 って返事したのに、もう度を越えてつきまとわれ状態のレナ。 自分の男運のなさを再実感する。
このサク君は凄い思い込み粘着男だけど・・・。


次の2話目「Sの女」に登場のイケメン森田が、このシリーズ最悪男の代表です。

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森田が好みすぎて、何でも言うことを聞いてしまうクラスメートのすず。 そんなすずを、森田パシリとして使いまくる。
この森田がいいだけで、すずが本気で惚れてても下僕扱いしか考えない性悪です。
気の弱い大人しい女の子と思われているすずだけど・・・。

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3話目「噂の女」のヒロイン山田好子(やまだよしこ)は、地味で存在感のない女の子。 大学受験も終え、何の思い出も残らない高校生活もあと僅かです。

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そんな彼女が女子注目の宇佐美と仲良くなる。 まぁこのシリーズの流れで考えたら、この宇佐美普通な筈がないとは思ったけど・・・。
最初の印象と最後では、山田好子が別人に見えます。

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第4話目の話が「-の女」
最後に登場するのは、つきあう男のを下げてしまう「さげまん」大学生の唯子(ゆいこ)。

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相手の男は夏休みに花屋でバイト中の貴文(たかふみ)君。 登場する男達の中で最もまともな男です。 いや、まともどころか、悪いこともいい方に考える優しい好青年。 変なトコと言えば髪型が変w
もう誰とも恋愛はしないと決めている「さげまん」唯子と、どこまでも前向きで優しい貴文君の物語。

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正直もっと長い話にして話を広げて欲しい設定もあって、物足りない感も残ります。
話の内容が個人的に好きなのは「噂の女」かな。 それから一番面白かったのが「Sの女」
どの話も本当にキャラが強くて楽しめます。



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