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「しおんの王」 ~主軸は将棋とサスペンス
2010/07/03/ (土) | edit |
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「しおんの王」全8巻(原作:かとりまさる 作画:安藤慈朗) 2004年~講談社・月刊アフタヌーン



「しおんの王」プロ将棋の世界が舞台です。
俺は将棋のことは全く判りません。 だけどこの作品は、将棋のことを知らなくても楽しめる漫画です。
昔はやった「ヒカルの碁」も、囲碁っていう未知の世界の漫画だったけど面白かったしね。
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この「しおんの王」は、更にもうひとつ大きな要素を持っています。
この話は推理サスペンス漫画でもあるのです。
序盤から陰惨殺人現場のシーンが描かれ、姿を見せない殺人犯の影を追いかける展開が加わります。
サスペンス好きに好まれそうな漫画です。 さらに将棋に詳しかったりしたら、何も言うことないでしょう。

安岡紫音(やすおかしおん)は、女流棋士を目指す女の子。
紫音は幼い頃に両親を殺されました。 殺人犯紫音は生かしたまま姿を消しています。
7年以上が経った今も、この犯人は見つかっていません。

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この事件のショックから、紫音は自分のと事件の記憶のほとんどを失いました。
そのため彼女は、会話を筆談で行います。
この殺人事件が物語の始まりから根底に流れます。 事件の断片悪夢となって紫音を苦しめ、時として対局中の彼女に精神的なプレッシャーを与えます。

だけどこの犯人からの新たな接触が起こるのは、後半に入ってからの話。

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話の中心は、棋士を目指す3人女の子のドラマです。
主人公の安岡紫音と眼鏡っ子の斉藤歩(さいとうあゆみ)、そして巨乳お嬢様の二階堂沙織(にかいどうさおり)。
女流棋士となり、13歳となった紫音の物語が始動します。

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3人女の子・・・ と言いきるとこれはです。
実は斉藤歩男性です。 彼は事情があり、に化けて女流棋士の世界に入りました。
もとが綺麗な顔立ちなので、周りからはかなりの美少女に見られます。
男性である事実は第1話目から明かされますが、このことに気がつくのはの師匠となる神園修(かみぞのおさむ)と紫音の二人だけ。

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紫音はある日ストーカーに狙われます。
その時に髪の長い少年に助けられました。 この少年が斉藤歩
紫音はこの長髪の少年にもう一度会いたいと願います。 同じ場所で待つけど出会うことができない。
そうして将棋協会の建物の中で女装したに会った時、紫音の目からがあふれ落ちました。
助けてくれた少年とライバルの斉藤歩が、同じ人であることを感じ取る紫音

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紫音沙織の3人は女流棋士として、死力を尽くしてお互いを高めあう。 
それぞれの葛藤悩み弱さやその先に手にする強さが、それぞれの視点で描かれていきます。
登場する多くの人物達と絡みあい、棋士として成長していく時間があります。
そうして紫音の成長とともに、紫音はお互いを異性として意識するようになる。

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他方で、次第に彼女の身近に両親を殺した犯人の影が再び見え始めます。
その犯人を追い続けこの事件の解決に全力を注ぐ、横山立川の二人の刑事

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色々な人物の思惑の中で紫音は揺さぶられ、彼女の記憶が少しづつ蘇っていく・・・。
それはまさに、将棋を賭ける少女の物語。

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サスペンス要素が高いし、先が気になるタイプの漫画です。
登場人物は多いけれど、画像は意図的に主人公達3人に絞りました。 犯人推理しながら読むといいです。



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