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「おとぎ奉り」 ~朱雀・青龍・・・あるんだまだこの設定が!
2010/09/02/ (木) | edit |
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「おとぎ奉り」全12巻(作:井上淳哉) 2001年~ワニブックス・月刊コミックガム



ゲーム関連のデザインを主に手がける井上淳哉さんの、本格的な漫画作品「おとぎ奉り」です。
手にとったきっかけは表紙イメージ。 おいでおいでと誘い込む雰囲気を感じた。
表紙全面の蒼さの中に、古風でそして普通じゃなさそうな少女が憂いを秘めた微笑を浮かべている。
うん、どう見てもこれが主人公だろう。
そして和風に白い毛筆体で浮かび上がる「おとぎ奉り」のタイトル文字。

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霊的なものか妖怪がらみの内容を漂わせる雰囲気に、俺の右手が誘われる。
怪奇系は好んで読まないけど、この漫画はそれだけじゃない何かを感じる。
この表紙女の子の謎めいたが、そう思わせるのかもしれない。

因幡よもぎ(いなばよもぎ)。 それがこの少女の名前です。
六条神社神主。 常人には見えない怪異な存在を見る「見鬼」と呼ばれる能力を持っています。
そしてよもぎの傍らにはいつも、彼女を守る5匹のキツネが憑いている。

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ほらね、やっぱり普通の女の子じゃなかったよ。 よかったよかった。
思ったとおりだよー・・・ ははは・・・。

それは良かったんだ、それは・・・。
だけど、騙されたんだよね。 この表紙絵だと誰だってよもぎ主人公だと思うよね。
背景に溶け込んでぼんやり浮かんでるヤローなんか気がつかないよね!
いや、気がついてもそんなヤツ気にしないよね! スルーだよね! 見なかったことにするよねっ!!

なんでこの微かにうっすら野郎が主人公なんだー! ありえないっ!
もうどーでもいいぞこんな漫画ぁ!!

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そういう訳で、気を取り直して適当に内容紹介です。

主人公は誰が見てもよもぎしかありえないのに実はよもぎじゃなくて(結構しつこい)駿河妖介(するがようすけ)という野郎の方です。
で、この妖介よもぎ六条神社神器「朱雀」の力を宿します。 そして「眷族」(けんぞく)という妖怪達と戦う運命に巻き込まれていく。
妖怪を相手に熾烈なバトルシーン満載の漫画です。

序盤ははまりすぎるくらい当たり前の展開。 神器の能力の制限とか成長とか、このノリはゲームの感覚なのかもしれない。
小さな町の話とは言え、神器を宿す四人がもの凄く身近なのもゲーム感覚です。
だけど眷族(妖怪)とのバトルは迫力があります。
細かな設定は気にしないで、バトル漫画として読めば楽しめる。

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それを使うかってくらいの使い古しアイテム「朱雀」が出るんだから、当然「青龍」「玄武」「白虎」神器使いが登場します。 そしてこの神器を宿す者達は、それぞれが心に抱いた「大事なモノ」神器に奉っています。

例えば妖介の場合は寿命。 彼は自分に残された1年だと認識している。
だけど1年のうちに全ての眷族を倒してしまえば、神器は奉ったものを返してくれるかもしれない。 その不確かな希望にすがりながら戦います。

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他の神器使い達も事情は違いながら、それぞれの想いを抱いて戦う。
小学生ながら玄武神器を使う美河いろり(みかわいろり)は、神器の扱いにもっとも長けた女の子です。
彼女は玄武を宿して生を受け、母親を奪った神器を憎んでいました。
だけど今は玄武が自分を守る母親意思だと思い、眷族を滅ぼせば母親を取り戻せると信じます。
玄武「お母はん」 と呼びながら、幼い身でも怯まずに眷族に挑む姿に胸が熱くなります。

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青龍神器使いとして登場の蝦夷龍一(えぞりゅういち)は、妖介の高校の教師。
年長者でもあり、常に冷静な4人リーダー的な役割を担います。
そして白虎神器を宿す甲斐健二(かいけんじ)は、妖介とは幼馴染。

次第に強大さを増す眷族と、4人を合わせて戦う。
眷族の存在が次第に周知のものとなり、友人達警察の力添えも増えてくる。
身近な者に犠牲もある。 更にを得るために新たな奉りモノを差し出す神器使い
彼等の信じる救いはあるのか。

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で、最初から登場してて普通じゃないよもぎですが、彼女の能力妖怪を見るだけです。
妖介達のように妖怪と戦うは持ってません。
彼女が戦うを体得するのは、後半になってからの話。

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最初は小学生向けみたいなヒネリのない設定だなーって思った。 後で作者がゲーム業界人だと知って、これはゲーム作りからきたイメージなんだと納得してます。

最初に表紙で思った心情的な作品じゃないけど、バトル物も好きだからとりあえずオッケ!



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たいとる?からの?
モチーフは僕の地元ですよ!でっていう(笑)
2012/06/13(Wed) 13:01 | URL  | しゅぱい #-[ edit]
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