筋金入りの漫画読者が、感想や思い出を中心に書いてます。
スポンサーサイト
--/--/--/ (--) | edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「ジョジョの奇妙な冒険」①(第一部 ジョナサン・ジョースター) ~その系譜の始まり
2010/09/22/ (水) | edit |
jojo1-top.jpg
「ジョジョの奇妙な冒険」(第一部 ジョナサン・ジョースター)(作:荒木飛呂彦) 1987年~集英社・週間少年ジャンプ



荒木飛呂彦さんといえば代名詞は「スタンド」能力。
「ジョジョの奇妙な冒険」第三部からスタンド(幽波紋)の登場により、能力者同士による多様な能力バトルの展開へと移行しました。
スタンドとは精神エネルギーが目に見える形で現れる幽体です。
その能力多彩さ応用奇抜さ、戦いの中で幾重にも織り込まれた意外性で、高度な知能戦の装いを持っています。

この戦略性や緻密なトリックが、荒木飛呂彦さんを天才だと感じさせる部分です。
そしてこの「ジョジョ」能力バトル漫画の中で別格の位置にある、その理由のひとつでしょう。

だけどこのスタンド能力「ジョジョ」シリーズの土台となっていくのは、第三部からの話。
第一部の主役はジョナサン・ジョースター。 永劫の宿敵ディオ・ブランドーとの、全ての始まりとなる物語です。
そして第二部では、ジョナサンの孫ジョセフ・ジョースター主役を努めます。
まだスタンド能力はない。 彼等の武器は「波紋」と呼ばれる特別な呼吸法による波動エネルギーです。

jojo1-p04.jpg

「ジョジョ」ルーツとその血脈を無視して、スタンドからジョジョシリーズに入るのは邪道です。
本当は「第五部 ジョルノ・ジョバァーナ」の話が好きなんだけど、順序どおりに取り上げます。

そういう訳で今回は「第一部 ジョナサン・ジョースター」編。
副題は「ファントムブラッド」。 コミックだと第5巻の終盤までです。

jojo1-p01.jpg

19世紀イギリスを舞台にして、物語の幕が開きます。
荒木飛呂彦さんの独創的な画が、英国の歴史的な重みや雰囲気を伝えてくる。
序盤は特にホラーイメージの色が強くて、流れる空気に淀みを感じる陰湿な臭いがあります。

主人公ジョナサン・ジョースターは、英国貴族の父親から立派な英国紳士たる厳しい教育を受けて育ちます。
長身で逞しいと、何者にも怯まないタフな精神力、揺ぎ無い信念を持った青年へと成長します。
一方、彼と同い年のディオはまさに純粋な「悪」です。

jojo1-p02.jpg

少年時代にジョースター家の養子となったディオは、ジョースター家の財産を奪うためにジョナサン父親の殺害を考える。
ディオの策略に気づき、父親を救おうとするジョナサン
この二人の抗争に、冒頭から登場していた不気味「石仮面」が絡んできます。
「石仮面」により、ディオは無敵の吸血鬼と化す。

jojo1-p03.jpg

不死身怪物となったディオを倒すべく、ジョナサンウィル・A・ツェペリの指導の下で「太陽光と同じ波動」を作り出す「波紋の呼吸」を修行します。
こうして物語は次第に、本流の怪奇バトル展開へと流れていく。
コミック第3巻あたりからこの勢いが加速して、手に汗を握るような攻防が繰り返されます。

jojo1-p05.jpg

jojo1-p06.jpg

ディオとその配下との様々な死闘を経て、その後へ紡がれる最初の戦いは幕を閉じます。
それは同時に、ジョナサンディオ血脈に繋がる長い系譜の始まりです。

jojo1-p07.jpg

「ジョジョ」シリーズの主人公は、以下のように移り変わります。

「第一部 ジョナサン・ジョースター -ファントムブラッド-」
始まりの物語。 ジョナサンはイギリス人。

「第二部 ジョセフ・ジョースター -戦闘潮流-」
ジョナサンの孫ジョセフは波紋の継承者。 やっぱりイギリス人。

「第三部 空条承太郎 -スターダストクルセイダース-」
スタンドが初登場。 丈太郎はジョセフの孫で日本人。

「第四部 東方仗助 -ダイヤモンドは砕けない-」
仗助はジョセフと愛人の間の息子。 だから年上の承太郎は甥にあたる。 日本人。

「第五部 ジョルノ・ジョバァーナ -黄金の風-」
ジョルノはディオの息子。 熱くたぎる正義感を抱くクールなイタリア青年。

「第六部 空条徐倫 -ストーンオーシャン-」
ジョリーンは承太郎の娘でアメリカ人。 ジョジョシリーズで唯一の女性主人公。

そして「ジョジョ」シリーズのパート7に当たる「スティール・ボール・ラン」は、もう系譜との繋がりはないようです。
連載中のこの「スティール・ボール・ラン」まで含めると、発売されているコミック数は既に101巻・・・ 凄いですね。

いま確認したら手元に94巻ありました。
「ジョジョ」を読み出したらやっぱり止まらなくなりそう・・・。
そして無意識に、爪先立ちで体をねじって立つ「ジョジョ立ち」をしてしまうかもしれない。
見えないトコにしまっとこ。



にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ
 ↑ ここをポチっとしてもらうと嬉泣きします
Comment
Comment list
submit
URL:
Comment:
Pass:
secret: not public
 
track back
track back url
track back list
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。